
結婚相談所に登録される方であれば誰でも、「良い相手を見つけたい」と考えます。
また、できれば「なるべく早く」「なるべく安く」とも思われるでしょう。
しかし実際は、そう簡単に理想の相手に出会えるわけではありません。
それどころか、結婚相談所では巻き込まれてしまう可能性すらあるのです。
トラブルを回避するためには、過去にどんな事例がおきたのか把握しておきましょう。
結婚相談所とは言うまでもなく、クライアントが結婚相手を求めて登録する場所です。
しかし、必ずしも全ての相談所がクライアントを成婚させるために全力を尽くしているというわけではなく、中には初めから成婚させる気のない相談所もあります。
こうした相談所は初めから入会費や月額費を得ることだけが目的で、クライアントを成婚に導くというつもりは毛頭ありません。なので、こうした相談所ではほとんど婚活に対するサポートを受けられません。
クライアントは結婚を目指して登録しているわけですから当然トラブルに発展してしまいます。
クライアントを成婚に導くためには、その人のパーソナリティを十分に踏まえた上で相手を探さなければなりません。
これは、優良な結婚相談所ではどこでも行われていることです。
しかし、中にはクライアントの意見には耳を貸さず、事前に用意したマニュアル通りにしかサポートを行わない相談所もあります。
こうした相談所の場合、年齢や職業、年収といった誰にでも当てはまる項目から判断して相手を選んでしまうため、実際に会ってみると全く性格が合わないといったことが起こってしまいます。
もちろん、そうした相手と結婚に至るということはほとんどありません。
結婚相談所に登録すると、会員の中から自分に合った相手をスタッフに紹介してもらうことになります。
紹介数は多すぎても少なすぎても望ましくありませんが、候補を増やすという意味で言えば多少多くても困ることはありません。
一番問題なのは、紹介数が少ないことです。
紹介数が少ないということは、つまりそれだけ候補となる相手の数が少ないということですから、その分だけ自分に合った相手に出会う確率が低くなります。
しかも、紹介数が少なくても支払わなければならない費用は変わらないわけですから、クライアントの方が一方的に損をすることになってしまいます。
数ある結婚相談所の中には、登録者のほとんどを真剣婚活をしている人間ではなくサクラにしているところがあります。
こうしたことを行っているのはほとんどが悪徳業者と呼ばれる人達です。
このような相談所は、はじめから入会費や月額費用でクライアントからお金を巻き上げることだけが目的ですので、十分なサポートも受けられず、成婚に至ることもありません。
結婚相談所の多くは成婚率はもちろんですが、料金の安さを売りにしています。
しかし、そうした中には初めの料金こそ安いものの、入会からある程度時間が経った段階で高い料金のコースへ移行させようとする相談所があります。
そして、このような相談所では結果的に相場よりも高い料金を支払うことになるというケースが多々あります。